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「君たちに憎しみという贈り物はあげない」――。
パリ同時多発テロで妻を亡くした仏人ジャーナリストが、
テロリストに向けてつづったフェイスブック上の文章に、共感が広がっている。

テロで妻を失ったレリスさんのメッセージ和訳全文
タイムライン:パリ同時多発テロ
 パリ在住の仏人映画ジャーナリスト
、アントワーヌ・レリスさん(34)が書いた。
13日夜にコンサートホール「ルバタクラン」
で起きたテロで妻エレンさん(35)を失った。

 「金曜の夜、最愛の人を奪われたが、
君たちを憎むつもりはない」という書き出しで
始まる文章は、妻の遺体と対面した直後に書いた。

 「君たちの望み通りに怒りで応じることは、
君たちと同じ無知に屈したことになる」と憎しみを否定。
「君たちの負けだ。(略)幼い息子の幸せで自由な日常が君たち
を辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから」と、
1歳半の息子と2人で普段通りに暮らし続けることを宣言している。

 文章は19日現在、フェイスブック上で20万回以上共有され、
「あなたの言葉は武力よりも強い」などと多くのメッセージが寄せられている。

 レリスさんは17日、仏ラジオに「文章は、幼い息子を思って書いた。息子には、憎しみを抱かず世界に目を見開いて生きていってほしいから」と語った。(パリ=渡辺志帆)


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2015.11.21 / Top↑
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